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英会話オススメ書籍

私自身が日々参考にしている本です。

このページでは私自身が日々参考にしている(していたも含む)書籍を紹介しています。全ての本についてAmazonの関連サイトにリンクしています。そちらにも購入した方のレビューが出ていますので参考にしてください。


一度に何冊購入しても構いませんが、一度買ったものはトコトンやっつけることをお忘れなく。


【 大西泰斗氏&Paul Chris McVay氏共著 】


このお二人の共著についてはほとんど目を通しています。英語と日本語は違う言語だと言われると「あたりまえだろう」と思うのですが、訳読式で英語を学習してきた多くの日本人はある単語を見ると無意識に日本語訳を考え、それから英語の意味を考えがちです。


両氏の本はその「日本語訳を考える」というステップを土台にして、最終的には英語感覚を身に付けていくのに大変有効なものです。本によっては似たような内容のものもあるのですがその本ごとにアプローチの仕方が少しずつ異なっているのでどれも楽しめる内容になっています。


大西先生の著作に関しては批判的な表現も多く見られますが、複雑に見えざるを得なかった文法項目や語法などを大変わかりやすく、でもポイントは外さず解説するという点で学習者にものすごく大きな影響を与えてくれています。


今までの英語学習で行き詰まりを感じている人は一度目を通されることをオススメします。


なお、NHKで放送され大人気だった「ハートで感じる英文法」も本になっています。これについては左側のカテゴリーのうち「英語学習のコツ」の中の「リーディング」で触れていますのでご覧になってください。こちらもAmazonのレビューページにリンクしています。


かつてDHCからものすごーく上質な紙とCD−ROMのセットで売られていたEnglish Brain Forceという教材がありました。StoryAとBに別れていて確か両方で5万円くらいしたような覚えがあります。

大西先生が書かれた本の中でも最も体系的にまとめられた文法書であり、売り切れになった時はとても寂しかったのを覚えています。

それが、なんと1995円×2で再登場。多くの人の手に渡る機会が出来たのはとても嬉しい。

この本やあちこちをペラペラめくるのではなく、始めから読み進めて行くといつの間にか英語の全体像が見えるように仕組まれてます。

DVDの出来も秀逸。



上記イメージ英文法の完結編問題集です。まだ中身は見てませんので読みましたら簡単なレビューをつけますね。


基本動詞はその明快なイメージから様々な意味に発展する性質があります。この本では英語学習者なら誰でも知っている基本動詞に的を絞り、そのイメージの広がり・使い方を多数のイラストを通して自然と理解ように構成されています。



上記の基本動詞以外の約400語についてその基本となるイメージを紹介、解説しています。人によってはイメージが覚えられないという人もいるようですが、そこは個人の工夫次第でしょう。もう少し説明があってもいいなあ、と思う箇所もありますがやはりわかりやすさは秀逸です。


この本ではの第1部として五感に関わる形容詞を、第2部では、より広い領域の形容詞を取り上げて、ネイティブスピーカーの感覚をものにすることを目指しています。例えば「曖昧な」という意味を示したい場合でも、英語ではobscure、vague、ambiguousなどといった複数の語が存在します。そのような似たような意味の形容詞の微妙が違いをはっきりと認識できるようになるでしょう。



the、-ing、to不定詞というのは英語表現としては最も重要なものであることは間違いないのですが、多くの英語学習者がともすると忘れがちな「それ以前」の事柄に着目しています。本書ではそれを「絶対基礎力」と位置づけ、5原則を中心に英文法の最重要ポイントを解説しています。



キーワードは「自然」と「単純」。従来の複雑で難解な英文法の規則が、このキーワードにかかると実にすんなりと頭の中に入って来ます。この本を読み終えた後で英文を読んでみると、文字を見た瞬間に頭にイメージが浮かぶようになっていることに気付き、なんとも言えない楽しさを体験できるでしょう。



ネイティブスピーカーの英文法その2と言った位置づけになり、タイトルの通り前置詞に特化した内容になっています。我々日本人には大変複雑怪奇に見える前置詞も、基本イメージを学ぶことによってその広がりを簡単につかむことができます。大西先生が「英語には熟語は無い」とよく言われるのもこの本を読むことにより納得できます。



ネイティブスピーカーの英文法の第3段です。英文法の中で触れられなかった重要な表現についてそのイメージから来る意味の広がりについて触れられています。特に助動詞項目や丁寧表現の項目は大変楽しく読める内容になっています。



生きた英語を話すためのエッセンスを集めた本です。英語によく見られる発音の特徴や、発話の際の心構えなど、英語を話す際に絶対必要なものについて解説しています。言葉は伝える人と受け取る人がいて成り立っているのだということを改めて実感できる内容になっているので、英作文などにも応用できます。



やっと大西先生のズシッとした本がでました。東進ブックスという予備校の出版部から出た一見、受験参考書の顔をしていますがその中身は話すためのヒント満載という変わり種。端から読むというよりもちょっと息抜きに広げたくなる(そんなのいるのか?)本ですね。従来の本では紙面の関係で扱えなかった細やかさがあるので手元に必ず置いておくように!と言いたい本です。


【 松本道弘先生の著作 】


ご存知同時通訳者の最新著作。

サムライなんていう言葉を使っているように、
どちらかと言うと初心者には厳しい、難しい感じがある
松本先生ですが、この本はとてもライトなテイストになっています。

ただし、中身はバリバリの硬派。というのが僕の印象。
とにかくいかに継続していくかが大きなポイントですが、
国内にいながら同時通訳できるまでの力をつけた先生の
学習法が惜しみなく公開されています。


【初級者から上級者まで手元に置いておくときっと役立つ本】


こちらの本はジャンルはバラバラですが、手元に置いておくといざという時きっと役立つものです。必要に応じてそろえるときっと役立ちます。



千葉県で六ツ野英語教室を主催している森沢先生の本。基本となる英文をガシガシ取り組んで行き、発信英語の基礎を作るように構成されています。分類は文法ごとにわかれていて、同じトピックで異なる文にどんどん慣れていくようになってます。



上記の英作文トレーニングの第2段という位置づけの本です。文法項目に分かれているのではなく、いろんな文がシャッフルされて並んでます。英検3級くらいの力がある人ならこちらから取り組み、ちょっと不安な点が出てきたら青い方でまとめて練習するくらいでいいのではないでしょうか。


どちらかというとライティング向けに書かれていますが、他のスキルにも間違いなく役立ちます。よくある表現に始まり、未熟な表現やネイティブがより自然だと感じる表現を豊富に示してあるので、スピーキングにも使えるんです。当たり前だと思っていたものが実は問題点を含んでいた。なんてことはよくあるんですが、そんな気付きを与えてくれる本です。



もっとボキャブラリーを強化したいという人にはうってつけの一冊。新聞、テレビ、雑誌などで話題になる現代用語をジャンル別に編集してあるので自分の興味のある分野に関して調べることができます。この本のおかげで助かったことが何度あることやら・・・


【お医者さんシリーズ】


ご存知、西蔭浩子さんのシリーズです。この本に救われた人って結構多いんですよね。


このシリーズは自分の弱点を克服するのに使えます。学習しているとある時期「伸び悩み」を感じることがあるのですが、そんな時に役立つ内容になってます。



「何を言ってるのかさっぱりわからない。」
「途中まではついていけるんだけど・・・」
なんてケースが多い人はこの1冊。日本人特有の弱点を8パターンに分類し、必要な手だてを教えてくれます。



こちらは実践的な内容になってます。レベルも結構高いです。が、本書で提唱されている「チャンキング・リスニング」は、長文を頭の中で短くカットしながら要点をとらえるもので、僕も経験上やったことがありますが、かなり効果を発揮します。



ロールプレイと練習を繰り返すことで表現を覚え込んでいくもの。しばらく英語から離れていた人もこの練習で復活できるくらい効果的な内容になってます。


【ビジネス英語の本】


ビジネス英語というとやはり杉田敏先生が長年講師を務められたNHKのラジオ講座を思い出します。本当に素晴らしい内容で、毎回放送を聞くたびにワクワクしたのを思い出します。ここでは、それ以外にもあるピカイチのビジネス英語本を紹介しましょう。



杉田先生の講座の中で土曜日に放送されていた馬越恵美子先生の土曜サロン。そのベストセレクションです。馬越先生が身近なテーマを取り上げエッセーが日本語で書かれています。読者はそれを英訳するという練習を行い、参考の英訳文でチェックを行うことができるようになってます。著者とネイティブの2人でが行ったそのテーマに関する意見交換を行う英文スクリプトも掲載されてます。附属のCDにはその会話が収録されています。



こちらは上記の本の上級編。といっても極端に難しいものではありません。できれば2冊をセットでそろえた方がいいと思います。



優しい単語の短い文でもビジネスシーンで英会話が成り立つ典型的な例がここにつまってます。

※この晴山陽一先生の100単語は次のものもあります。どの本もとても役立つ内容で、まさに「粋な大人の本」って感じです。



他にもありますが、この2つは必読かなと。



一方こちらはちょっと趣の違う本で、単語の意味を3択の中から選ばせるユニークな内容。楽しみながらネイティブの日常語彙が身に付いてしまうというもの。大好きです、この本。


【英英辞典・英文法書】


初心者から中級者向きの書籍です。


1 Longman Dictionary Of American English
とにかく見やすく理解しやすい英英辞典です。主にアメリカ英語中心ですが、イギリス英語にも触れています。まだ英英辞典を持っていないという人にとっては最初の一冊としてこれを推薦します。


2 オックスフォード英英辞典―Oxford practical English dictionary
オックスフォードの英語学習中級者向けの辞書です。何とも珍しいことにオックスフォードが出しているアメリカ英語学習辞典で、カナダ英語にもかなり触れられています。


3 Practical English Usage
語法に焦点を当てた本です。全くの初心者では難しいかもしれませんが、優しい文体で書かれているので読みやすく、実践的な用法を学ぶことができます。


4 OXFORD Wordfinder 英英活用辞典
意味や概念から、最もふさわしい単語・表現を見つけ出すための「発信型」の活用辞典です。見出しは600少しですが、その見出しを中心として適切な表現(約30000)を見つけられるようになっています。イメージとしては類義語辞典のようですが、使用できる幅は大変広いです。


5 Longman Essential Activator (LEA)
上記のWord FinderのこちらはLongmanバージョン。Oxfordのものよりも若干見やすい印象があります。加えて会話を意識した場合には、会話表現を数多く載せているこちらが良いように思えます。


上級者向け洋書

日本で発売されている文法書ならほぼ間違いなく参考文献に取り入れている名著であり、英語を専門としている人なら知らない人は皆無でしょう。

初心者ですと全く理解不能かもしれませんが、そこそこ英文を読めるようになるとこうした知的な営みにきっと魅了されるはずです。

これ以上は語りません。読むべきステージにいる人が読む本。