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faint

【 1 今日の英文 】


The patterns of spoken language are distinct from those of writing.
「話し言葉の形式は書き言葉とは異なる。」


最近では口語調での文面が多くなっていますが、やはり
話し言葉と書き言葉は異なります。


どうやらこの事情は英語でも日本語でも変わらないようです。

【 2 Key Word 】


今日の主役は distinct です。


受験英語でもおなじみのこの単語は「異なった」という意味で
覚えるケースが一般的です。ただ、同時に「明確な」とか
「ハッキリした」という意味が与えられているために混乱
してくる人もいるようです。


また、differentとごっちゃになる人もいるようですね。


differentとの違いなどはまた別の機会に。


【 3 イメージ化 】


Longmanの定義を見ると次のようになっています。


clearly different or belonging to a different type
「はっきり異なっていたり違うタイプに属していること」


「はっきり異なる」


これがdistinctの持っている根本イメージだと考えてください。


天と地、
月とスッポン、


そんな感じです。


distinctの動詞形は distinguishですが、これには


「特徴によって識別する」という意味があります。


ここで疑問を抱く人がいるかもしれません。
「どのレベルだとdistinguishを使うの?」


実際に受験生に尋ねられたことがあります。


実はコレって案外いい加減です。


学研のスーパーアンカーを見ると次のような例があります。


Mice and rats are distinct animals.
「ハツカネズミとネズミは違う動物だ。」


確かにそうなのですが、「ネズミなんてどれも同じだ!」
と思っている人にはネズミはネズミです。


私の例で言えば、お寿司の「ガリ」は大好きですが、ベニショウガは
食べられません。


友人からはものすごく不思議がられますが事実です。


ベニショウガは見るのもイヤなくらい嫌いです。


友人にとってはどちらもショウガ、
でも私にとってはガリとベニショウガは全く別物


私は
Gari is distinct from beni-syoga.
と自信を持って(別に自身は必要ないですが)言いますが、
友人は言わないでしょう。


つまり、


「異なり」のレベルは話し手、書き手の気分というか判断に
完全に委ねられます。


これが答えです。


で、私にとってのdistinctは「ガリ」と「ベニショウガ」


みなさんのdistinctは何ですか?


【 4 例文による用法の確認 】


研究社 新編英和活用大辞典から抜粋


■ The different layers of rock are chemically distinct from
  one another.
  異なった岩層は互いに化学的に性質が異なる。


■ The African and Asian elephants are clearly distinct species.
  アフリカ象とアジア象ははっきりと別個の種である。


■ His pronunciation is particularly distinct.
  彼の発音はとりわけ明瞭だ 。


■ They are quite distinct from each other.
  それらはまったく別個のものだ。


■ They are clearly distinct in appearance.
  それらは外観が明らかに異なる。


1番目と2番目の例を見ると補語のしての用法も、名詞の左側に
置く用法もあることがわかります。


また、前置詞はfromやinとの相性が良いです。


「全く異なる」という感覚は分離を示すfromと相性がいいのは
ある意味必然と言えるでしょう。


また、この語が基本的に持っている「特徴が異なる」という
感覚からして、どの特徴においての違いなのかを示そうとin
を繋げるのもまた自然です。